今回はCBDオイルを製造するための原料である大麻で合法的にお金を稼ぐ方法をシェアしたいと思います。世界中で植物として人間にとってどれほどの価値があるかが見直されている大麻だからこその考え方です。悪い事を勧める訳ではないのでご安心下さい。
大麻はルール上はまだ違法

少し複雑なアメリカの大麻事情
世界中で大麻・マリファナを合法化する国々がどんどん増えています。カナダは完全合法化、オランダはかなり前から大麻を解禁しています。しかし、最近大麻の合法化が進むアメリカに関しては複雑な事情があります。アメリカは国土が大きいので各州ごとにルールがあります。州レベルで法律を決める事が出来るようになっています。だから、アメリカでは場所によって大麻が合法になってきているという事です。ここで出てくるのが連邦政府です。
アメリカでは州ごとに法律が違うのは理解しやすいと思います。しかし、アメリカには連邦政府というものが存在して、そこでも法律があります。ですので、連邦政府の法律では違法とされているものが、州の法律では合法とされる場合があるんです。
これによって、アメリカでは大麻に関して複雑な合法化の道を辿っている事が分かります。アメリカでは「大麻は合法」とされていますが、連邦法では今でも所持することも吸引することも禁止されています。
連邦法の大麻への見解

徐々に見方が変わってきている
これまでは連邦政府は「大麻はダメ!」という意見でした。しかし、2018年に連邦法上で大麻が規制対象から外され、違法薬物という扱いを受けなくなる事になりました。これは大きな出来事で、連邦法が大麻を一部認めたという事になります。人間にとって有効な植物である事が証明されたのです。
大麻株への投資との関係は?
なぜこんな話をするのかと言うと、大麻株に投資をするならカナダの企業が良いということを知っておいて欲しいからです。大麻=アメリカ・オランダのイメージは無いでしょうか?もちろんそうなんですが、先進国である国で一番大麻に対して寛容なのがカナダだからです。アメリカは、連邦法も認めたので徐々に合法化のスピードを速めていくでしょう。しかし、カナダは国自体が既に大麻を認めているんです。1つの国として大麻を認めている国は先進国の中ではカナダが一番なんです。アメリカではありません。
最近では広告などでも投資のものをよく見かけます。一攫千金を狙うのはどうかと思いますが、CBDオイルに興味を持ったあなたなら大麻の将来性を見越して投資してみる価値はあるはずです。大麻産業自体は2022年までに19億ドル規模に成長すると予想されるほどの以上の大きさです。まだ出来たばかりの市場なので、逆に深く考えずに市場と大麻の可能性を信じてしばらく放置していたら良い金額になって返ってくるかも知れません。
注目の大麻関連株
では、日本に住んでいる僕たちでも出来る大麻関連株をご紹介していきましょう。日本のネット証券会社でもマネックス証券や楽天証券で購入する事が出来る銘柄をご紹介します。
コンステレーション・ブランズ(Constellation Brands, Inc. NYSE:STZ)
ニューヨーク州ビクターに本社を置く、ワイン販売を行う企業。
カンナビス事業会社の大手であるCanopy Growth(キャノピーグロース)の株式10%を保有。
ティルレイ(TILRAY NASDAQ:TLRY)
カナダ・ブリティッシュコロンビアに本拠地を置く大麻の生産から製品販売まで行う総合企業。大量のカンナビジオール(CBD)と微量のテトラヒドロカンナビノール(THC)を含む医療用大麻オイル(Tilray 2:100)は、てんかんの中でも難治なドラべ症候群を有する小児にとって有望な結果が出ている。
島津製作所(SHIMADZU Tokyo:7701)
日本の島津製作所も北米ではカンナビスの成分検査機器の販売を行っており、残留農薬検査、テルペン検出、カンナビノイド成分分析器などを北米のカンナビス企業に販売しています。
キャノピー・グロース(Canopy Growth Corporation NYSE:CGC)
カナダを中心に垂直統合型カンナビス事業を展開。コロナビールを持つコンステレーション・ブランズから4000億円の出資が入ったことでも有名。
ジャマイカ、コロンビア、ブラジル、チリ、ドイツ、スペイン、デンマーク、チェコ、南アフリカ、オーストラリアなどで事業展開中。
クロノス・グループ(Cronos Group NASDAQ: CRON)
カナダ・トロントを本拠地としている垂直統合型カンナビス会社。カナダでは医療大麻のライセンスプロデューサーを持つ子会社をいくつか運営し、栽培から販売まで手がけている。また南米コロンビアの医療大麻会社などとも提携。
カナダ・アメリカそして日本の大麻に関連する会社をご紹介しました。「島津製作所」には驚いた方もいるかも知れませんが、単純に日本の計測・分析技術の高さを証明しています。大麻市場の成長とともに、世界に誇る日本の技術企業として活躍してくれることを願っています。日本の企業は最近不祥事や不正だらけで良いニュースがないので、また日本の技術力で世界を驚かして欲しいと思います。
まだ日本では購入できないけれど、、、
オーロラ・カンナビス(Aurora Cannabis Inc, TSX: ACB, NYSE: ACB)
カナダの医療大麻関連会社。コカ・コーラとの提携が噂された事で一気に注目が集まりました。もしもコカ・コーラほど知名度のあるドリンクが大麻とタッグを組むとどうなるのか期待です。ちなみに、大麻が世界中で一般的に広まるきっかけはコカコーラやビールなどの飲料では無いかと考えています。もちろん医療用の大麻を扱っている会社も魅力的ですが、今の所自分の生活に近い一般家庭への普及が浸透すれば、一気に大麻への認知は変わっていくんだと思います。
また、ビールなどのアルコール類は人間にとって体に悪影響しかないとされている意見もありますが、大麻はビールなどのお酒をこの世から奪い去る存在ではなく、アルコール類とも共存していく事が出来る存在です。実際に大麻ビールなんてものは既にありますし、商品としてもっときちんとした管理体制が整えば、世界中で大麻ドリンクをきっかけに認知されていくでしょう。そして、コカ・コーラと手を組む可能性のあるオーロラ・カンナビスには注目です。(オーロラ・カンナビスもカナダの会社ってとこに注目)
カナダの経済状況

大麻先進国であるカナダ
余談にはなりますが、カナダは逆イールドの発生で少し経済が危ないと騒がれましたが、アメリカ経済の影響をモロに受ける性質があります。経済状況自体は数年前から絶好調で金利を上げ続けていました。そんな中、金利の引き上げを止めたので経済が悪くなっているという見方がありますが、アメリカが中国やイランと大げんかしているので仕方が無いだけだと思っています。
もし、経済的に大変な事になっても、大麻関連市場がカナダを大きく支える存在であって欲しいと思っています。
この記事のまとめ
- 日本でも大麻関連株に投資できる
- 連邦法が変わり大麻の見方がよくなる可能性あり
- 大麻関連株に投資するならアメリカよりカナダの会社
いかがだったでしょうか?副業が解禁され、働き方改革もあって、お金の稼ぎ方は日々変わってきています。まだまだ生まれたばかりで不安定な大麻市場です。一攫千金を狙えるのかは自己判断でお願いしたい所ですが、大麻がどれほど有能な植物であるかを理解しているあなたであれば、大麻の可能性にかけて少額でも投資してみてはいかがでしょうか?
ということで、今回はCBDオイルから派生して、その原料である大麻でお金を稼ぐ可能性についてお話ししました!
CBDオイルを実際に購入して使ってみたレビュー記事はこちらからどうぞ