大麻

【大麻博物館】大麻という農作物を読んで、日本における大麻の歴史を学ぶ

CBD製品の原料である【大麻】についてもう少し詳しく知りたいと考える人もいるのではないでしょうか?

自分の体内に摂取するものですので、原料について知識をえようとするのは至極当然です。

この記事では、

大麻博物館監修の【大麻という農作物】という本の内容について解説をしています。

CBD ISLAND的感想を書いているのでネタバレ要素がはないようにしています。

この本は、栃木県の鹿沼市にある大麻博物館に行った時に購入してきたものです。CBD製品に通ずる大麻について、これまでとは違う視点での考え方を持つことが出来ました。

※この記事を読み終わる頃には、日本における大麻について少し深く考える様になります。是非最後までご覧ください。

大麻博物館とは

筆者自身は、Twitterで大麻博物館の存在を知りました。どうやら、言葉だけでわたしたちの想像する様な博物館ではない模様。何か得るものがあるのではないかと、足を運んでみることに。(2020年12月にお伺いをしました。)

栃木県の鹿沼市に、大麻博物館はあります。那須塩原高原と言われるエリアです。那須塩原駅からバスで揺られること20-30分程でしょうか。

堂々たる大麻のモチーフと「大麻博物館」の看板。一体どんな空間なのか、どんな人が中にはいるのか、突然やってきた若輩者を受け入れてもらえるのだろうか、様々な感情が駆け巡り、いざ入館。

と思いきや、館主さんがまだ到着しておらず前にあるいい感じのカフェで時間を過ごすことに。

しばらくして無事入館。館主さんと早速お話を。

1-2時間ほどお話をしたでしょうか。途中資料を見せてもらったり、貴重な麻製品を見せてもらったり。

大麻博物館は、一般的な認識としてある大麻とは全く違う視点でのアプローチをしている様です。

「大麻という農作物」という本のタイトルにある様に、CBDや「ハイになる」と言ったニュアンスとは全く違い、日本に自生していた大麻、そして日本最大の大麻生産量を誇る栃木県だからこそのアプローチだと感じました。

そもそも日本には大麻という植物は非常に密接な関係にあったこと。そして、大麻は日本人の生活の一部であったこと。そんな切り口で大麻博物館は存在しています。

「ここに行けば何か得るものがある」という直感は間違っていませんでした。

これまでは「CBD」を軸に当ブログを運営してきたので、そこに全く新しい大麻の見方が入ってきた感覚です。

大麻博物館とは

  • 日本に自生していた「農作物としての大麻」がキーワード
  • 大麻博物館がある栃木県鹿沼市は最大の大麻栽培エリア
  • CBDや「向精神作用」と言った趣旨ではない
  • 大麻の歴史や文化について詳しい館長

「大麻という農作物」を読んで

さて、本題の「大麻という農作物」という本についてです。

ズバリ、とても興味深い内容で、大袈裟ではなく「日本人として知っておくべき大麻のこと」がぎっしりと詰まっています。ニュアンスとしては「日本人として生きているのなら、大麻について知っておくべき」だということです。日本人だから米を食べるのと同じ感じ。

実際にあなたにも読んで欲しいので具体的なことは書かない様にしますが、

  1. 日本において大麻が辿ってきたルーツ。
  2. 科学的根拠に基づく大麻と日本人の関わりの深さ
  3. 大麻が日本で禁止される様になった背景や流れ

については、日本人として知っておくべき事実なんだと感じます。

最後にある大麻が日本で禁止される様になった背景や流れを知ると、今の大麻取締法がその趣旨に合っていないことが浮き彫りになります。(合法化を推める意味ではありません。)

 

海外とは違うルーツを持つ日本の大麻だからこそ、その存在意義や利用方法も全く異なります。海外では、今でこそ大麻の中に存在する人間にとって有益なCBDという成分を抽出して利用する方法にたどり着きましたが、日本における大麻とは事情は全く異なります。「日本にある大麻にしか出来ないこと」があること、そしてそんな大麻の存続が危ぶまれている現状を知ることができます。

なんとなく大麻は日本に自生して「いた」という知識はありましたが、そこら辺のことから自分が勘違いしていたことや、漠然と知った気でいたことを思い知らされます。この本を読んで、「日本の大麻を取り巻く状況」を知ると、自分にはもっと身近にできることがあるのではないか?と考える様になりました。

CBD ISLANDというブログを運営していても、どこか人には言い難かったりする面があります。しかし、大麻について正しい知識を知っているということは、日本人としては当たり前であり、そうであるべきだと考える様になりました。

詳しい内容については書きませんでしたので、少しでも興味が湧いた方は是非買って読んでみてください。

こんな方におすすめ

  • 全ての日本人
  • 大麻について正しい知識を得たい人
  • CBD製品を使っている人・販売している人
  • 日本独自の大麻の文化に興味がある人
  • 大麻=ダメ、ゼッタイ!と思っている人

以上の様な人には、是非読んで欲しい一冊です。

CBD製品を使っている人や、CBD製品を販売している人なども、一読すべきではないでしょうか。大麻は違法薬物と思っている人も読んでみるべきです。歴史を知れば、考え方も変わるのではないでしょうか?大麻へのアプローチも学術的で、イメージとは全然違うので驚くかも知れませんね。日本人として、この本の内容を知っていなければ「CBD製品がどうのこうの言うにはまだ早い!」そんな気がします。

筆者自身、強く感じているのはインターネットの技術を使って、アメリカやカナダといった大麻が合法化され受け入れられている国々に、「日本の大麻の歴史と深刻な現状」について発信することができるのではないか?ということです。

大麻博物館の館長も様々な活動をしておられますが、CBD ISLANDとしても今の日本の大麻のことを海外に発信することで、何かきっかけを産むことが出来るのではないかと考えています。個人的な活動の中で、クラウドファンデイングでの資金集めなどをしており、この様なインターネットテクノロジーを日本の大麻産業でも活用出来るのでは?とアイデアが浮かんでいます。

日本ではやはり大麻について議論したり出来る空気感ではありません。じゃあ、海外に発信すれば何か動きがあるのでは?という安直な考えではありますが、何も行動しない後悔だけはしたくない、という思いです。

更に言えば、国の許可に基づき大麻の栽培をしたり、後継者を探す様な動きも考えています。様々な壁がありますが、時代が変わりこれまでの常識がどんどんと変わりゆく現代社会。数万年かけて日本人が積み上げてきた大麻の有用性とその利用方法が、この時代に再び認められる日を見たい。そんな気持ちが芽生えました。

ということで、Amazonや大麻博物館オンラインショップで購入ができます。是非、手にとって読んでみてください!

機会がある人は、大麻博物館にもお立ち寄りください。

cbd island

理系大学→カリフォルニア大学大学院に留学 | アメリカ留学中に、日本とは全く大麻の認識が違う事がきっかけでCBDに辿り着く。安心・安全で健康なCBDオイルに関する情報を発信しています。たまに大麻についても。

CBD製品の知識がない人はまずこれをお読み下さい

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