CBDオイルを始めてみたいですか?
この記事では、CBDオイルを始める前に知っておくべき大麻に関する5つのことを解説しています。
- CBDの原料は違法な麻薬なの?
- なぜ注目されているの?
- 違法って聞くけど実際には?
といった疑問にお答えをしています。
僕は2012年-2013年の一年間アメリカに留学をしていました。その時に日本とアメリカでの大麻への認識の違いを実感して以来、大麻そしてCBDという存在を調べる様になり、今に至ります。実際、最初は難しい言葉が多くて一体何が何だか分からない状態でした。
今CBDオイルに興味を持っている人には、「CBDについて正しい知識を詳しく知りたい」という人が多いのでは無いでしょうか?そこで、【CBDオイルを始める前に知っておくべき大麻に関する5つのこと】を解説します。
※この記事を読み終わる頃には、CBDオイルを始めるにあたって知っておくべき大麻の基本的な知識が分かり、CBDオイルで生活の質を改善して今まで以上に素晴らしい人生が始める準備が出来ます。
CBDオイルを始める前に知っておくべき大麻に関する5つのこと
CBDオイルに興味がありますか?
だったら、CBDオイルを始める前に【大麻】について知っておくべきです。
その理由は以下のような全てのCBD製品の原料が大麻だからです。
- CBDオイル
- CBDグミ
- CBDリキッド
- CBDワックス
- CBDバーム
では、早速大麻について解説していきます。
ポイント
CBDオイルの原料は日本では違法の大麻
日本国内では一般的には「ダメ、絶対!」の標語でおなじみで大麻=麻薬として認識されています。
ネガティブなイメージを持つ方が多いのでは無いでしょうか?
しかし、最近の海外での合法化の動きを見て興味を持つ人もいると思います。
大麻はこの写真のような植物です。薬物ではなく、単なる植物と聞くと少しだけ安心感が湧き出てきます。
日本では「違法薬物」のはずが、海外では医療用に使われている。そんな不思議な存在感を放つ大麻について、少し説明をします。
大麻の知識1
大麻の歴史
元々は日本に自生していた植物で、縄文時代の遺跡から大麻の種が見つかっており、薬草として使われていたと言われています。
大麻の『広辞苑』の解説
伊勢神宮及び諸社から授与する神符
幣(ぬさ)の尊敬語
武具の指物の名。御祓箱。
麻の別称
麻より製した麻薬→マリファナ
「神符」とは、神棚に貼るお札やお守りの事。
「幣」とは、神に祈るために捧げるもの。
この様に、大麻は古来より神聖なものとして扱われてきた事が『広辞苑』からも読み取れます。
日本という国が誕生した時から、大麻は天皇と深く関わりがあった事が分かります。
いつから大麻は違法なのか?意
日本に大麻取締法が出来たのは、第二次世界大戦後。マッカーサー率いるGHQによって規制されました。
もっと昔から大麻は自然に存在していたものですので、その歴史と比べると大麻取締法が比較的新しいものだと分かります。
ここらへんの事は、人気のYoutube動画「中田敦彦のYouTube大学」で取り上げられているので是非ご覧下さい。
大麻は日本では「麻薬」として認識されているので、違法なドラッグ・薬と思われている人も多いのでは無いでしょうか?
第二次世界大戦でマッカーサー率いるアメリカのGHQによって大麻取締法が出来たために、日本では禁止される事になりました。
大麻を吸引すると幻覚作用がある、と言われています。いわゆる「ハイになる」状態です。これを向精神作用と呼び、大麻の大きな特徴の一つとされています。
大麻に含まれるTHCという成分がハイにさせる事が分かっています。
この幻覚作用が理由で、日本では固く禁止されているのが現状です。
大麻の知識2
なぜ大麻は違法なのか?
大麻には向精神作用があるから違法だとされています。
大麻を吸引したりすると、「ハイ」な状態になるんだそうです。
- いつもより食べ物が美味しく感じる
- いつもより物事が面白く感じる
- いつもより音楽が心地良く聞こえる感じる
など、肉体的に何かが変化するのではなく、精神面で通常時とは違う感覚になるとの事です。
このハイな状態の精神状態は、大麻を吸った事がある人にしか分かりませんが、この作用こそが大麻が違法である原因になっています。
この人をハイにさせる成分はTHCと呼ばれています。
ココがポイント
大麻に含まれるTHCは違法ですが、CBD製品に使われるCBDは合法です
大麻の知識3
大麻が注目される理由
日本では違法とされる大麻は今世界中で注目されています。
その理由は、アメリカをはじめとする欧米諸国で熱心に研究が進められた結果、大麻は医療分野で非常に有益である事が分かりました。
特に、先ほど解説したTHCと同じく大麻の主成分であるCBDが注目されています。
- がん治療の副作用軽減
- パーキンソン病
- 統合失調症への効果
などへの効果が期待されています。
他にも、実に多くの期待が秘められているのが大麻です。
この動画では、トゥレット症候群に悩まされる患者が、大麻を吸う事によって明らかに彼の本来の状態を取り戻す様子が分かります。
この動画のフルバージョンでは、彼は
大麻を吸った時の自分が本当の自分なんだ
という発言をしています。
YouTubeなどで海外の動画などを調べてみると、多くの人が病気と闘うために様々な形で大麻を使用している事が分かります。
このような動画を見てみると、「あれ?大麻って思っていたようなものと違うかも、、、」と感じるかもしれません。
厚生労働省の説明では、大麻には依存性があり、廃人になるといった解説があります。
しかし、このYoutube動画を見る限り、その様な印象はありません。
むしろ、生きるために大麻を吸っている人がいるという事実に驚かされます。
ちなみに大麻が合法な国の報告では、大麻の依存性・中毒性はコーヒーと同じ程度と言われています。
大麻の知識4
大麻産業の大きさ
大麻産業の規模はとてつもなく大きくなっています。お酒やタバコ産業を追い越す猛烈な勢いで成長をしています。
その理由は、大麻の利用用途が多い事が挙げられます。
- 医療用として
- 嗜好用として
- 衣類として
- 食用として
- 燃料・建築材として
CBDの発見により医療分野での大いなる活躍、昔から愛煙家がいるという根強さ、丈夫で涼しい衣服として、質の高いタンパク質として、地球環境に良いバイオ燃料や建築材として。
大麻が人間にとって多くの利益をもたらす存在である事は昔からわかっている事です。
大麻を合法化している国では、「大麻産業」が形成されており、その税収は酒・タバコに猛烈な勢いで迫っています。国にとってお金を産む産業だという事が分かります。
もはや、大麻は悪、大麻は麻薬、大麻依存は恐ろしい、と言った意見は世界の流れとは真逆の主張となります。
大麻草は、僕たちが思っているものとは少し違って、人間にとって有益な植物である事が分かります。
大麻の知識5
世界の大麻の合法化について
オランダ・ウルグアイ・アメリカ・カナダなどが大麻の合法化をしている国としては有名です。
アメリカに関しては、国が合法にしている訳ではありません。大国ですので、州ごとにルールを決めていい事になっています。その州ごとのルールにおいては合法としている地域が増えています。
ですので、先進国で一番大麻を容認している国が「カナダ」なんです。
ただ、合法化といっても酒やタバコと同じような感覚ではありません。国によって「何gまでの所持・使用」といった制約はあります。何事も、ほどほどが一番良いのでしょう。
ちなみに、連邦法という国際的なルールにおいては「大麻は禁止」です。徐々にその見解も変わってきているようですが、まだまだ時間がかかる部分があるのでしょう。国がOKとしても世界はOKとはしていない状況です。
前章でも述べたように、大麻産業はとても大きな規模になっています。医療分野が大きなウエイトを占めていますが、娯楽・嗜好品としての面もあるので国としてはやはり合法化を進めていくのでは無いでしょうか。
国は、税金で国を経営しています。極端な事を言うと大麻を合法化するだけで、その国は使えるお金が増えるんです。
今後、日本を含めた世界中の国々が大麻についてどのように動くのか、注目しておくべきでしょう。
先進国がやっているから、アメリカがやっているから、といった安易な判断だけは避けてほしいものです。
まずは大麻に関する自分の意見を持とう

テクノロジーの発達で国境は関係なく「知る事」が容易にできる時代
最後に少しだけ個人的な意見を。
大麻については様々な意見があります。ほぼ定期的に、大麻所持がバレて芸能人が逮捕されます。その度に討論番組で取り上げられます。そこで色んな人が色んな意見を言いますよね。
ここで一つ提案したい事があります。番組内で交わされている意見は、あくまでもその人個人の意見であって、実際に大麻がどのようなものなのかは、自分で調べて知る事でしか判断出来ないと思います。
僕が大麻やCBDオイルに興味を持ったきっかけは、1年間のアメリカ留学でした。
大麻に触れる機会は無かったのですが、友人と喋っていて感じた事がありました。それは、大麻に関する認識が日本とはまったく違うという事でした。
アメリカ、南米、ヨーロッパ・北欧の友人たちがこぞって言っていたのは「大麻は別に悪いもんじゃ無いよ。悪いのはドラッグ。」
これには結構衝撃を受けました。冒頭にも書いたように、日本では大麻=麻薬なので、あれ?となりました。
あれから数年が経ち、アメリカやカナダでの大麻合法化のニュースがあり、日本国内でも大麻由来のCBD製品が手に入る事が分かり、「よし、あの時の疑問を解決できる!」と思い立ち、当ブログでCBDオイルの可能性を発信する事を決めました。
僕は大麻を否定も肯定するつもりもありません。ただ、ひとつだけ断っておきたいのは「まずは知る事が大切」だという事です。「人を見た目で判断するな」という言葉と同じ意味になると思います。コワモテのおじさんが、喋ってみるととても優しい人だった、なんて事はよくある話ですが、まさにそれです。「大麻は悪」だと思っている人は、きっと日本の教育によってそう思っているだけだと思います。人の意見だけで物事を判断せずに、自分で知る事が何においても肝心だと思います。
スマートフォンが普及して、誰もがインターネットを利用して疑問に思う事をいつでも調べる事が出来る時代です。SNSだけに捉われていてはもったいないです。もっと色んな世界を覗く事が出来るんです。是非、大麻について知ってみて下さい。
最後に
厚生労働省による大麻の解説と大麻愛好家の言い分、そして大麻が古くから天皇と関わりがあった事、古代から大麻が神聖なものとして扱われて来た広辞苑の記述。
これらを総合的に判断すると、誰かが嘘を言っている事が分かります。
一体何が本当で、何が嘘なのか、本当に不思議な植物です。